updated on 2020-10-31
fmt.Print関数/fmt.Println関数
標準出力(後述)に出力を行う関数
fmt.Printlnの方は末尾に改行をつけて表示する
複数の値を渡せる
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Print("Hello, ") // 改行されない
fmt.Println("世界") // 改行される
fmt.Println("A", 100, true, 1.5) // スペース区切りで表示される
}
(出力)
Hello, 世界
A 100 true 1.5
fmt.Printf関数
書式(フォーマット)を指定して標準出力に出力を行う関数
改行はされないので\n(改行文字)で改行する
%dや%sで値の書式を指定して埋め込む
package main import "fmt" func main() { fmt.Printf("Hello, 世界\n") // \nで改行する fmt.Printf("%d-%s", 100, "偶数") // %dは整数、%sは文字列 }
(出力)
Hello, 世界
100-偶数
%にて書式を指定できるフォーマットの種類は以下の通り
種別 | フォーマット | 説明 |
---|---|---|
汎用 | %v | デフォルトフォーマットを適用した値 |
汎用 | %+v | 構造体を出力する際、+フラグを加えるとフィールド名が表示される |
汎用 | %#v | この値をGo言語の構文で表現する |
汎用 | %T | この値の型をGo言語の構文で表現する |
論理値 | %t | 単語、trueまたはfalse |
整数値 | %b | 基数2 |
整数値 | %c | 対応するUnicodeコードポイントによって表される文字 |
整数値 | %d | 基数10 |
整数値 | %o | 基数8 |
整数値 | %x | 基数16、10以上の数には小文字(a-f)を使用 |
整数値 | %X | 基数16、10以上の数には大文字(A-F)を使用 |
整数値 | %U | ユニコードフォーマット: U+1234; “U+%x”と同じ。デフォルトは、4桁 |
浮動小数、複素数 | %e | 科学的記数法、例: -1234.456e+78 |
浮動小数、複素数 | %E | 科学的記数法、例: -1234.456E+78 |
浮動小数、複素数 | %f | 指数なしの小数、例: 123.456 |
浮動小数、複素数 | %g | %e、%fのどちらか出力の短い方 |
浮動小数、複素数 | %G | %E、%fのどちらか出力の短い方 |
文字列、バイトスライス | %s | 文字列またはスライスそのまま |
文字列、バイトスライス | %q | Go言語の構文に従いダブルクォート形式でエスケープ |
文字列、バイトスライス | %x | 各バイトを2文字の16進数文字列として |
ポインタ | %p | 16進数文字列、先頭に0x |